合理的な愚か者の好奇心

団塊おじさんの "見たぞ! 読んだぞ! 歩いたぞ!"

2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

がんばれ三谷幸喜!フレフレ「新選組!」

NHK大河ドラマ「新選組!」の視聴率が、もうひとつ伸びない。それに伴って、脚本家三谷幸喜へのバッシングが、激しさを増している。そこで、映画「ラヂオの時間」以来、熱烈な三谷ファンの私が、あえてバッシングを放つ世間に対して、ささやかな反撃を試…

「猟奇的な彼女」を見る(韓国ドラマ人気を考える)

韓国の青春ドラマが日本で大変な人気である。「冬のソナタ」は高視聴率で、あの奥田日本経団連会長までもが全巻見たそうである。主演のペ・ヨンジュンは来日し、大変な騒ぎでもはや社会的現象と呼ぶべき状況である。そこで、今回、2001年の韓国のヒット…

「小説家を見つけたら」を見る(続・後楽園球場)

前回の話題を受けまして、今回は日米ボールパーク比較をしてみたいと思います。 「小説家を見つけたら」という映画をBSで見ました。 ”人は決してひとりでは生きていけない。かけがえのない誰かとの出会いを通して人は本当の自分を発見するもの。そんなテー…

「紅梅キャラメル」と「わかもと」(後楽園球場を想う)

先日、何年ぶりかで東京ドームに巨人戦のナイターを観戦しに行きました。 ナイター照明に浮かび上がるグラウンドは、夢のように美しい。一方、内外野の応援団は、聞きしに勝る騒音で、辟易とさせられました。観戦しながら、騒音の不快さもあるが、何か漠然と…

養老孟司と山本義隆の反目

前回の話題を受けまして、養老孟司大先生と市井の物理学者(元東大全共闘議長&駿台予備校講師)山本義隆氏の関係について、考えてみたいと思います。 私の「読んだぞ!リスト」に載せてある山本義隆氏の「磁力と重力の発見(みすず書房)」が、毎日出版文化…

なぜ人間だけが喉に食物がつまるのか?(養老孟司を読む)

ゴールデンウィーク最後の子供の日の我が家は、大事件で大騒ぎ。 今年80歳の母親が、なんとおにぎりを喉につまらせて、救急車を呼ぶ騒ぎになってしまったのである。119番に電話している間も、母親の唇は真っ青に、意識は混濁し、とても救急車の到着を待…

旧岩崎邸庭園を歩く(続・無縁坂)

無縁坂のついでに、公開されている旧岩崎邸庭園にも行ってみました。修復なって、昨年から庭園ばかりでなく、住居の洋館・和館も公開されています。 設計はジョサイア・コンドルで、明治29年建築ということですので、岩崎家初代弥太郎、2代弥之助の次の3…