合理的な愚か者の好奇心

団塊おじさんの "見たぞ! 読んだぞ! 歩いたぞ!"

2018-01-01から1年間の記事一覧

江戸を歩く 猿子橋の仇討

写真は、現在の猿子橋跡。大きな木の左側が、旧六間堀を埋め立てた地域で、居眠り磐音の住む金兵衛長屋があった。 最近、江戸の古地図を広げながら、時代小説の世界にひたるのを趣味に加えることにした。江戸時代は、隅田川の東西に都市が広がっていたわけだ…

発見!! 千葉さな子の灸治院

今回は、これまでこのブログで何回もご紹介している「坂本龍馬の初恋の人・千葉さな子」についてです。まず、千葉さな子とは誰だったのか、彼女の基本情報からおさらいしてみます。千葉さな子(千葉佐那)1838(天保9年)生まれ・1896(明治29年)10月15日5…

日大アメフット、その後

日大と関西学院大のアメフットにおけるラフプレー。さしもの連日にわたる報道の取材合戦も、ひととおりの謝罪も出尽くし、処分も出尽くしたと思われる今日この頃の段階で、すっかり落ち着きを取り戻し、世間の関心ははや他の課題に移ってしまっているように…

北野武と山田洋次

というわけで、今回は北野武と山田洋次の関係について。 そもそも挨拶すらしないらしい。なんかの映画祭で、タケシが会釈しようとしたが、山田洋次は眼も合わせようとしなかった、ということらしい。そこでタケシは「変な人ですよぉ!」と連呼し始めることと…

山田洋次、ちょっと変

なんと御年87歳の山田洋次監督が好調らしい。シリーズ「家族はつらいよ」は現在3作目が上映中で、相変わらずのきめの細かい仕事ぶりで、「男はつらいよ」なき松竹映画の職員の生活を支えているらしい。ということで、私は遅ればせながら、昨年上映の「家…

生涯二度目の陽水コンサート

井上陽水が現在「ROCK PICNIC」と題して全国を巡演中である。ライブハウスを中心に7月まで続くらしい。このコンサートを江東区にあるティアラこうとうに聞きに行った。運よく前から4番目という特等席が確保できたからである。今回は、これまでのバックミュ…

変態仮面の鈴木亮平

堤真一氏が西郷どんのオファーを断った理由であるが、諸説あるものの最も妥当と思われるのは、次女が誕生したばかりであるので、家庭内で過ごせる時間を優先したということである。しかし、この理由についても、大河の主演といえば、人生を変えるほどの大チ…

近松心中物語と堤真一

「伝説の名舞台」と尊称される「近松心中物語」を見ました。出演は堤真一・宮沢りえ・池田成志・小池栄子、演出は劇団☆新幹線、今を時めく いのうえひでのり。これだけでも、期待の舞台です。そもそも「伝説」とは、正確に言えば、1979年2-3月蜷川幸雄演出…

福田財務省次官のセクハラ

「呪われた82年組」というのだそうです。いわゆる「最強官庁」だったはずの財務省。その中でも、かつての渡辺美智雄蔵相の肝いりで、「異色の人材」を採用したはずの82年組。紆余曲折、艱難辛苦の36年後、お払いが必要なほど、呪われてしまったのです。まず…