合理的な愚か者の好奇心

団塊おじさんの "見たぞ! 読んだぞ! 歩いたぞ!"

2009-01-01から1年間の記事一覧

昔の記事を読む方法

最近、「更新のペースが遅すぎる」と、関係各方面からお叱りのお言葉を受ける頻度が高くなり、大変恐縮しております。 更新のペースにつきましては、このブログをスタートさせた5年前には、原則週1本だったはずですが、最近はいつの間にか月1本になってし…

伝説の「夜へ急ぐ人」

4年前に一回書きましたが、再び「ちあきなおみ」を取り上げます。先日のNHKのBS2では、なんと2週連続で、合計5時間に及ぼうかという彼女の特集番組が組まれました。どうやら、NHK BSの番組企画担当者は、私と同様にちあきなおみをなんとか復活させたいと…

いなくなったブスちゃんとブ男ちゃん

明確にいつからとは定かに判別できないものの、言われてみて改めて周囲を冷静に観察すると、いつの間にか静かで着実な変化が起きていたことに気づいてびっくりする、ということが時々あります。 ちょっと例を挙げてみましょう。たとえば、録音テープもビデオ…

散骨について

最近、我が家の近くに不思議な店がオープンしました。どうやら葬儀屋さんの一種であるようですが、「葬儀屋」という看板はどこにもありません。そして、「散骨のお手伝いいたします」というチラシが傍らに置いてあります。どうやら「散骨屋」さんと呼ぶべき…

月光仮面その他

昨日(09.8.16)、NHKFMで「なつかしのヒーロー特集」をやっておりまして、その中でも川内康範原作の「月光仮面」についての分析が、非常に興味深かったので、引用します。 「月光仮面」とはTV映画バージョンから実写映画バージョン、そしてアニメ版に至るまで…

大竹しのぶについて

大竹しのぶは、あまり知られておりませんが、学校群後の第六学区の都立小岩高校出身です。今では考えられないことですが、当時の都立高校は、大竹しのぶ以外にも、都立八潮高校(広尾高校ではありません[E:sign03])の薬師丸ひろ子、都立西高校の望月真理子、…

映画のシニア料金

そもそも映画料金は高いのか安いのか[E:sign02]この議論にはいろいろな意見がありそうですが、現在のわが国の1800円という水準は、どうやら国際的に見ても、先進国の中ではかなりイクスペンシブではあるようです。そのせめてもの埋め合わせに・・・というわ…

巨人松本のてんびん打法

巨人の松本哲也選手をご存じでしょうか[E:sign02]2006年育成ドラフト三位で巨人に入団し、その後右足くるぶしの剥離骨折などを経て、今年初の育成枠出身の開幕一軍選手となった苦労人です。経歴は、山梨県出身、山梨学院大学付属高校一年で夏の甲子園に…

草彅剛事件について

SMAPの草彅剛というアイドルが、夜中に泥酔して公園で大声を出しながら全裸になったということで、逮捕されました。 かわいそうに草彅剛君は、世間全体を敵に回したかのごとき嵐のような怨嗟の洪水に見舞われ、中止されたコマーシャルに対しては多額の損害賠…

白線の内側

"電車が来ます。危険ですから、白線の内側をお歩きください。"または"白線の内側にお下がりください。" 駅のプラットホームで、ぼーっと電車を待っていると、JRや各私鉄の駅のホームの上では、どこの駅でも例外なく、このような放送が流れてきます。私は、こ…

本当の「ワールドシリーズ」

第二回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、日本対米国は、9対4で日本が圧勝しました。はるばる太平洋を超えて、旧制一高に野球が伝来して悠々七十五年[E:sign03] あの正岡子規がよくぞ名付けた「野球」[E:sign03] 「ベースボール」ではなく、…

相撲協会の秘密兵器「琴風」

三遊亭歌武蔵という落語家がいます。後にも先にも彼しかいないだろうと言われている、なんと相撲取り出身の落語家です。平成10年に真打昇進していますから、立派な中堅の落語家さんです。この方のまくらで聞いた話で、大変興味深かった話を今回はご紹介しま…

秋元順子「愛のままで」への誤解

「愛のままで・・・」という題名の歌があります。作詞・作曲は、花岡優平。歌うは、秋元順子。世間では「演歌」に分類しているようですが、私は「シャンソン」だと思います。 昨年、大晦日の紅白歌合戦で、還暦の初出場六十一歳の秋元順子が、紅白歌合戦史上…

「おくりびと」の外国語映画賞は?

監督:滝田洋二郎、 主演:本木雅弘、広末涼子、脚本:小山薫堂、 音楽:久石譲第32回モントリオール世界映画祭 グランプリ受賞第81回米国アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート決定[E:sign03] 気になっていたけれども、ずっと見る機会のなかった松竹映画「おくり…

札幌でコンサートを聴く

仕事の関係で、札幌中島公園の中にある札幌コンサートホールKitaraでクラシックを聴く機会がありました。東京文化発信プロジェクトの東京都交響楽団ハーモニーツアー。曲目は、ブラームスの「ハンガリー舞曲第一番」、チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏…

「バレエ」を見ました

生まれて初めて「バレエ」なるものを見ました。自分の意志では一生涯見るはずのないものだったでしょう。いい経験をしました。場所は「東京文化会館」、演目は「眠れる森の美女」、出演は「東京バレエ団」、振付・演出は「ウラジーミル・マラーホフ」です。 …