合理的な愚か者の好奇心

団塊おじさんの "見たぞ! 読んだぞ! 歩いたぞ!"

UBER eats 革命とコロナ

今回のコロナ騒ぎに伴うゴールデンウィークの巣ごもりであるが、10日経ってあらためて人跡まばらな表通りをマンションから見続けていると、はっきりとした変化に気が付く。それは若い男性によって自転車(バイクもありだそうな)を乗り回すことによって届けら…

亡国のPCR検査

昨日(5/4)の政府の新型コロナウィルス専門家会議では、緊急事態宣言を31日まで延長することを表明したものの、現在いろいろなところで国民的な議論が生じている「PCR検査が致命的に遅れつつある問題」については、はっきりしない答弁に終始したようである…

コロナ禍に見る神の意志

私はどういうわけか、いい年をしてお恥ずかしい限りなんですが、天変地異が起きるたびに「神の意志」を感じがちな多感な感性を持ち合わせておりまして、もっと気取って言えば「神秘主義の傾向に陥りがち」な性質を持っております。従いまして、去年から今年…

合理的な愚か者の「引越し」について

今般、ブログ運営サイト「nifty」が事業内容の大幅見直しに伴い、小生の16年にわたって、お馴染みの「合理的な愚か者の好奇心」を引っ越さざるを得ない仕儀と相成りました。そこで、我が国無料ブログサイトの老舗、はてなブログに移転することに決断いたしま…

2019紅白歌合戦を振り返る

2019紅白歌合戦が喧騒の中で終わりました。個別の企画的には、私はかなりの善戦だったと思いましたよ。しかしながら、結果としては、NHKが力を入れた後半の視聴率は残念ながら37.3%。前年対比▽4.2%で史上最低だったそうな。演歌歌手陣を大きく変えたり、今年…

馬上の若武者

久しぶりに時間厳守子さんの「雑学通信」からの転載です。他人の転載をしている時間があるならば、自分の記事を書け、とのお叱りが聞こえるような気がいたしますが、まあまあそう仰らずに、お読みください。かっこいいですよ~[E:#x2757][E:#x2757]私は、こ…

King Gnu にご注目 !!!

King Gnu というバンドがあります。「キング ヌー」と発音いたします。日本の4人組ツインヴォーカルバンド、正確な分類としては「ミクスチャー・ロック、オールタナティブ・ロック」というそうですが、まぁ簡単に言えば「現代音楽」でいいでしょう。発足は2…

私の生まれた家 その3

私の生まれた家は、このブログでももう数回言及しており、読者諸兄は、既に食傷気味でありましょうが、そうですもう一度申し上げますが、渋谷神宮通り、電機館の駅側に徒歩5分、渋谷タワーレコードのはす向かいであります。私の母が初産であったため、実家の…

ラグビーWCでも民間外交

台風19号が猛威を振るう中、初の日本開催「ラグビーワールドカップ2019」は、今まさに佳境に入ろうとしております。とりわけ、プールCの日本の前半予選リーグの実質頂上決戦とも言うべき対アイルランド戦では、9月28日日本は真っ向勝負で堂々たる勝利を収…

U18 野球W杯 これぞ民間交流

本日決勝を迎えて佳境にあるU18野球韓国大会、ほとんどの日韓関係者が恐れていたのが、両国の現在の微妙な政治状況を反映したトラブルの発生。予想通り、昨夜の日韓両国の直接対決は大接戦となり、9回同点で迎えた韓国二死一塁のチャンス、なんと日本の投手…

ゆりかもめって何だっけ?

去年の夏ごろの話です。瞬間的に「ゆりかもめ」が大きな話題となりました。体が大きくて、群れを成し、大きな鳴き声の謎の鳥として、少なからぬバラエティ番組で話題にされていたと思われます。このゆりかもめ、どういうわけか、古来より下町地域に多く生息…

江戸を歩く 猿子橋の仇討

写真は、現在の猿子橋跡。大きな木の左側が、旧六間堀を埋め立てた地域で、居眠り磐音の住む金兵衛長屋があった。 最近、江戸の古地図を広げながら、時代小説の世界にひたるのを趣味に加えることにした。江戸時代は、隅田川の東西に都市が広がっていたわけだ…

発見!! 千葉さな子の灸治院

今回は、これまでこのブログで何回もご紹介している「坂本龍馬の初恋の人・千葉さな子」についてです。まず、千葉さな子とは誰だったのか、彼女の基本情報からおさらいしてみます。千葉さな子(千葉佐那)1838(天保9年)生まれ・1896(明治29年)10月15日5…

日大アメフット、その後

日大と関西学院大のアメフットにおけるラフプレー。さしもの連日にわたる報道の取材合戦も、ひととおりの謝罪も出尽くし、処分も出尽くしたと思われる今日この頃の段階で、すっかり落ち着きを取り戻し、世間の関心ははや他の課題に移ってしまっているように…

北野武と山田洋次

というわけで、今回は北野武と山田洋次の関係について。 そもそも挨拶すらしないらしい。なんかの映画祭で、タケシが会釈しようとしたが、山田洋次は眼も合わせようとしなかった、ということらしい。そこでタケシは「変な人ですよぉ!」と連呼し始めることと…

山田洋次、ちょっと変

なんと御年87歳の山田洋次監督が好調らしい。シリーズ「家族はつらいよ」は現在3作目が上映中で、相変わらずのきめの細かい仕事ぶりで、「男はつらいよ」なき松竹映画の職員の生活を支えているらしい。ということで、私は遅ればせながら、昨年上映の「家…

生涯二度目の陽水コンサート

井上陽水が現在「ROCK PICNIC」と題して全国を巡演中である。ライブハウスを中心に7月まで続くらしい。このコンサートを江東区にあるティアラこうとうに聞きに行った。運よく前から4番目という特等席が確保できたからである。今回は、これまでのバックミュ…

変態仮面の鈴木亮平

堤真一氏が西郷どんのオファーを断った理由であるが、諸説あるものの最も妥当と思われるのは、次女が誕生したばかりであるので、家庭内で過ごせる時間を優先したということである。しかし、この理由についても、大河の主演といえば、人生を変えるほどの大チ…

近松心中物語と堤真一

「伝説の名舞台」と尊称される「近松心中物語」を見ました。出演は堤真一・宮沢りえ・池田成志・小池栄子、演出は劇団☆新幹線、今を時めく いのうえひでのり。これだけでも、期待の舞台です。そもそも「伝説」とは、正確に言えば、1979年2-3月蜷川幸雄演出…

福田財務省次官のセクハラ

「呪われた82年組」というのだそうです。いわゆる「最強官庁」だったはずの財務省。その中でも、かつての渡辺美智雄蔵相の肝いりで、「異色の人材」を採用したはずの82年組。紆余曲折、艱難辛苦の36年後、お払いが必要なほど、呪われてしまったのです。まず…

平成4年の関脇貴花田暴行事件

今回の日馬富士暴行事件の顛末については、貴乃花親方の「自ら直くんば千万人といえども我行かん」とする山中鹿之助的強引さが功を奏して、哀れ日馬富士はまさかの引退に追い込まれました。この事件については、連日テレビのニュースショーで微に入り細に入…

清宮選手の「愛してる」

あの海老蔵家の「愛してる」発言が、なんとなんと、われらの早稲田実業清宮選手に伝染し、全国高校野球選手権のよりにもよって東・西合同開会式の清宮君による選手宣誓で引用されたという報道がされています。具体的な宣誓内容は、まず清宮君、よっぽど言い…

今際の際の「愛してる」

先週の6/22の夜、市川海老蔵さんの奥様の小林麻耶さんが亡くなりました。心からご冥福をお祈りいたします。奥様の逝去を報告する海老蔵さんの記者会見は、とても正視し続けられないほど痛ましいものでして、さぞやお悲しみはおつらいことだろうとお察ししま…

たばこと塩の博物館の奇跡

たばこと塩の博物館というミュージアムがあります。以前は、渋谷の公園通りの一等地にありました。それがおそらくJTの経営方針なのでしょう、資産の効率的活用ということなのでしょうか、私の住まいのすぐ近く墨田区横川に2年前に移転してまいりました。当…

NHKのトップニュース

NHKのトップニュースの選択について話したいと思います。 一昨日5/13のことだったと思います。私はちょうどNHKの看板である夜7時のニュースを見ていました。最近は、大きなニュースが連日花盛りで、この日も全国ニュースのトップをかざりそうなニュースは枚…

君は魁傑を覚えているか

稀勢の里がようやく初優勝、横綱に昇進して、全国の大相撲ファンは大喜び。相撲人気はわが世の春で、連日の満員御礼。どなた様もご同慶の至りでございます。こうした能天気な相撲人気を見せつけられておりますと、私はいつもあるひとりの孤高の名理事長を思…

初体験!! ライブビューイング

「ライブビューイング」なるものを初めて見ました。通常、ライブビューイングはサッカーなどスポーツ中継を、大きな競技場などでみんなで一緒に応援しながら見るようなものでありますが、私の見たものは音楽コンサートの同時中継を映画館で見たのでありまし…

当世音楽事情

同じシニアのご同輩の皆さん、そういえば我々団塊の世代はさても音楽好きな人種でしたよね。レコードが買えない小学生時代の我々は、安物のオープンデッキのマイクの真ん前にラジオのスピーカーを据えて、ヒット曲を録音して覚えたものでしたね。その後のビ…

島津亜矢コンサート

島津亜矢のコンサートに行ってみました。去年の暮れも押し詰まった12月26日。場所はTBS赤坂アクトシアター。私にとってTBS村に足を運ぶのは、小学校の5年生の時に、視聴者参加番組「みんなで歌おう」の観客のひとりとしてTBSスタジオに行って以来でした…

島津亜矢がすごい !!

島津亜矢という演歌歌手がいます。めっぽう歌のうまい歌手で、NHKのオーディションで最高得点を取り、審査員の藤浦洸をして「末恐ろしい」と評させしめ、高木東六は「十年に一度の演歌の逸材」と絶賛したらしい。私は高木東六の評価とは異なり、戦後比類なき…