合理的な愚か者の好奇心

団塊おじさんの "見たぞ! 読んだぞ! 歩いたぞ!"

NY#1 NYへ行ってきました

恥ずかしながら還暦を過ぎた老体を鞭打ち、仕事の都合があった関係もあって、生まれて初めてニューヨークに行ってきました。
あいにく12月に入ってからしつこい風邪に悩まされ、なんとか熱は下がったものの、咳は収まらず、若干の懸念はありましたが、生涯初めての機会であり、おそらく二度とないものとも思われ、決行しました。

NYと言えば、時差はおそらく日本からは世界最長と思われる14時間。
私のように毎日日本で暮らしていても熟睡の得られない慢性睡眠障害の者にとって、この14時間のジェット・ラグは恐ろしい結果を招くのではないかと心配しましたが、不幸にもこの予想はドンピシャで的中。しつこい咳による不眠とも重なって、5日間のほぼ全行程が夢うつつで朦朧状態、夜ホテルに帰ってからは、逆にらんらんと目が冴えわたるという完璧なジェット・ラグ状態に悩まされ、夜中の激しい咳もあって命の危険まで意識される始末。なにしろ米国という国は米国人ですら医療サービスを受けにくい医療環境にあり、外国人など幸運に医療を受けられたとしても法外な治療費を請求される恐ろしい国と聞いていただけに、徐々に自分がパニックに追い込まれる危険すら迫りくる。

とまぁ、ここまで言うとちと大げさでありますが、本人は結構マジです。
ということで、激しいジェットラグによる意識混濁状態の中で感じた最新NY事情を、次回から当分の間、書いていくつもりです。