合理的な愚か者の好奇心

団塊おじさんの "見たぞ! 読んだぞ! 歩いたぞ!"

私の生まれた家 その3

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私の生まれた家は、このブログでももう数回言及しており、読者諸兄は、既に食傷気味でありましょうが、そうですもう一度申し上げますが、渋谷神宮通り、電機館の駅側に徒歩5分、渋谷タワーレコードのはす向かいであります。私の母が初産であったため、実家の渋谷で産んだのであります。したがって、正確に言い直すと、私は渋谷で生まれて深川で育ったのであります。その上に渋谷の母方の実家の生業は、なんとなんと三味線屋だったのです。最近わかったことですが、現在の東京電力の電機館は昭和20年代まで渋谷区役所であったそうな。したがって、渋谷区役所の職員の経験のある方は、私の実家の三味線屋を覚えている可能性が高いそうな。心当たりのある方は、コメント願います。
また、私にとっての個人的偶然を一席。私は昭和43年に某国立大学を受験したものですが、私はこの時、数学で致命的ミスを犯し、もはや100%不合格確実の境地に追い込まれたのですが、その翌日の国語の試験で今度は大逆転の奇跡に遭遇。なんと、その時、国語の試験の文章題は、「三味線屋」のはなしだったのです。奇跡が起こったことを確信した私は、勢いに乗ってほぼ満点で国語を終了し、無事合格した記憶があります。
さて、私が今回お話ししたいのは、そういったことではございませんで、昭和50年代前半、三味線屋だった祖父が他界した後、転々売買されていったこの三味線屋だった土地と建物は、当時誰も想像できなかったほどの高い価値を与えられ、まず最初は「カレースタンド」として使用されます。そして、その後、平成に入ったころ,今度は若者向けの高級スポーツシューズ販売店となります。そうこうするうちに平成10年ころ、これも若者向きの高級カッターシャツ屋として最近まで、まずまずの繁盛をしていたようなのですが、つい最近通りかかったとき、大幅な店舗改修をしているなと思っておりましたところ、ようやく全貌を現した店舗を写真に撮ることができました。
さあ、じっくりとご覧ください。いったいこれは何のお店???

そうです、女性用下着それもイタリヤ製高級下着なんですよ!!!

どうだ! 参ったか!! どうか末永く繁盛することを祈るばかりです。